新型コロナウィルス感染症に対するコルツァカップの対応についての考え【2020.2.21現在】

現在新型コロナウィルス感染症の市中感染及び蔓延が懸念されています。2020年3月14日予定のコルツァカップの開催につき協会でも議論をしているところです。

結論は2月27日(木)のミーティングで正式に決定いたします。

以下に議論のプロセス及び論点と思われることを提示致します。

【議論の経過】
2月18日(火) 理事よりコルツァカップ開催の是非を問う連絡があった。
2月19日(水) 理事より1部のみ開催の意見があった。
       他の理事及び関係者に意見聴取のメールを送信

①中止
②予定通り開催予定
③1部のみとして開催予定

【現時点での新型コロナウィルス感染症の問題】
基本事項
・致死性は比較的低いと考えられる
・呼吸器疾患・心臓病・糖尿病などの基礎疾患を持った高齢者は重症化率が高い
・接触感染・エアロゾルなど近距離での接触感染が主体

本大会開催についての問題
リスク軽減の要因(エビデンスはない)
・施設が完全密閉型でない

リスク増加の要因(エビデンスはない)
・接触プレーが多いリスクはある
・精神障がい者ないし向精神薬服用でリスクが上がる報告はないが、合併症を持つ人がいる

【開催にあたっての問題】
・集団発生が生じ、そこから感染拡大の危険性
・協会として感染予防対策がどこまで可能で、どこから個人の判断とするか

【現時点での判断】
・3部は中止が望ましい(若年者、高年者のリスクの高さが排除できないため)
・交流戦として各チームに参加の可否を判断してもらうことも

 

千葉『共に暮らす』フットボール協会
理事長 佐々 毅